Person - 2019-01-18 11:46:00

日本とボリビアをつなぐ風になりたい。

ボリビア在住フォルクローレバンド / ワイラハポナンデス

僕たちはボリビアを通して「出会ってしまった」。

それぞれ、別々にボリビアに渡った僕たちは、ボリビアでは別々のグループに所属しながら活動しています。せっかく同じ時期にボリビアで活動している日本人がいるから、それまでやっていたことにプラスして、もっと違うこと新しいことをやりたいと、2015年12月に日本の曲とフォルクローレを融合させて活動するためのバンドを4人で結成しました。翌年、5人体制になり、リズムの幅も拡がり現在に至っています。僕たちのTORIGGERは「出会ってしまった」という方が正しいかもしれませんね。

バンド名の由来をよく聞かれるので、最初にお知らせしておきます。

 ワイラ・・・・アイマラ語で「風」
 ハポン・・・・日本
 アンデス・・・山脈

日本と山脈をつなぐ風になりたい・・・つまり、日本とボリビアの架け橋になりたいという想いを込めています。もうひとつは「俺らはアホにならなあかん!」という想いもあって「我ら、アホなんです」というふうに引っ掛けもあるんですよ(笑)

 

 

日本を背負って演奏するときは1つ!

ボリビアで出会った仲間もいれば日本で出会った仲間もいて、ボリビアに渡った時期さえバラバラで、活動するグループもバラバラ。ただ、「ワイラハポナンデス」として演奏するときは、同じ目標を持った仲間としてつながり、活動しています。
今回は2度目の日本ライブのために帰国しました。日本各地をハードスケジュールで廻っています。(※取材日2018年12月17日は福岡)また、サポートメンバーとして日本のフォルクローレ界の第一人者であるケーナ奏者の岡田さん、ドラムスの永田さんが僕たちのライブを盛り上げてくださるので頼もしい限りなんです。

ボリビアでは、日本のアニメが少し遅れて放送されていますがとても人気です。ドラゴンボールやデジモン、ナルトなどの人気は根強いと感じています。その人気のアニメソング、J-POPや演歌や民謡など、日本で有名な曲をボリビアのリズムであるフォルクローレにアレンジして演奏したらどうかと思いついたのが、僕たちの活動のきっかけです。
日本とボリビアの架け橋のような存在である僕たちの活動を、日本の皆さんにも知っていただけたらうれしいし、フォルクローレのリズム感を知ってほしいと思います。

 

迎えてくれたボリビアに感謝。

ボリビアというと日本では最近ウユニ塩湖が人気だそうですが、僕が好きなのはアンデス山脈から降りたところにある、首都ラパスから観た夜景です。ボリビアは高地なので日本とは違う気候条件ですが、大地も人も大きくて寛容で、そういう部分に強く惹かれています。

日本とボリビアではライブでのノリも大きく違います。ボリビアは僕たちが活動している拠点でもあるので、とても盛り上がります。ラテン系のノリノリの国なので当然と言えば当然ですね。そして、僕たちを迎え入れてくれたボリビアに対して感謝の想いもあります。今では、ボリビアのどこに行っても、熱く迎えてもらえるのでイベントやライブが楽しみでもあります。

 

ラパスの夜景

 

今年は日本人ボリビア移住120周年。

2019年、ボリビアは「日本人ボリビア移住120周年」の年を迎えました。ボリビア在住の日本人にとっては記念すべき1年なので、僕たちもボリビア各地を制覇して、日本を伝える活動をしていきたいと思っています。ステージ衣装では、羽織袴を着たり、スーツにも部分的に和柄のパーツを合わせたりと、常に日本を感じてもらえるように、と工夫を施して意識をしていただけるようにしています。
また、新曲やオリジナル曲を増やして活動の糧にしていきたいと思います。

日本の良さをボリビアの人に、ボリビアの良さを日本の人に、双方の魅力や興味を伝えていくことが僕たちの使命だと考えています。