Person - 2019-03-10 02:50:00

お花を通して届けたい、幸せな瞬間と空間。

フラワースタイルハピネス / フラワーデザイナー - 中山ゆり

「フラワーデザイナーになりたい!」

お花は元々好きで、近所の花屋さんでお花を買って家に飾ると、母が喜んでくれたのがうれしくて、いつのまにか、お花は生活の一部になっていました。
中学3年の15歳の時、天神地下街で開催されていたフラワーデザインの専門学校の卒業制作展を見る機会がありました。それまで、私がお花屋さんで見ていたお花とは全く違う表現の作品を見て「私も作ってみたい!」と強く思ったのが、私の花人生のきっかけです。
高校3年の進路を決める段階で、「フラワーデザイナーになりたい!」という気持ちは、まだぶれることなく私の中にあって、当時はまだ少なかったフラワーデザインの専門学校に入学しました。

卒業後は、ブライダルや会場装飾などの大きな仕事がしたくて、地場大手の花屋さんの採用試験を受けました。ニートなどの言葉が流行り始め、大卒を採る傾向が色濃くなった頃でした。大学生に混じって面接を受けた際、自分を評価してもらうのが作品しかなかったので、作品集を持参して「これで決めてください!」と、社長に見ていただきました。花屋としての第一歩は、3年近く基礎的なものを学ばせていただき、希望していた大きな式場でお仕事をさせていただきました。

 

花人生は、山あり、谷あり。

最初に入社したお花屋さんを辞めてからは、建築設計会社の新規事業で花屋の立ち上げ、小売店、花市場、卸しなどで、様々なお花の仕事に関わることができました。
37歳の時、タイミングを見計らって独立をしたいと考え始め、その間に知り合った友達の後押しもあって、その年の12月の38歳の誕生日に自分のお店を開店することができました。

お店を出したのが歯医者さんの1階。1本奥まった通りという環境もあり人通りも少なく、思った以上に人が来ない毎日。売り上げもなく、解決策も見当たらず、日が経つにつれ焦りが出てきて、半年を過ぎた頃には「やめたい」と考えるようになりました。
ただ、母も友達も、相談した人は全て、辞めることには反対でした。「お店を出すことは簡単、やめることも簡単。続けることは大変。でも1回やめて、また手に入れるのはもっと大変」と言われ、「せめて1周年を迎えるまでは頑張ってみたら?」と諭されました。

「今は我慢!」わかっていても、この独立は自分に我慢を強いてまで本当にやりたかったことだったのか、会社を辞めたことを後悔している自分がいました。思った以上にお花が売れないことで、自分の作る商品に魅力がないのか、世間に合っていないのか・・・自分を否定する方向に陥っていきました。

収入を得るために、派遣登録をして倉庫のアルバイトを始めました。倉庫作業で1日3,000円のお給料をもらった時に、私自身がお金の価値をわからなくなっていたことに気がつきました。
私自身が販売しているお花の金額は商品の価格としては決して安いものではなく、どちらかと言うと高価なものです。私が作った商品は「価値のあるものを価値のある金額で販売」していることを身にしみて考えさせられました。

自分の商品の価値をわかってくれる人がいるのか、その時点で、まだ何も試していなかったことにハッとさせられ、博多阪急さんに電話をしました。問い合わせた3か月後にお電話をいただきました。ここでチャンスを掴まないと後がないかもしれないと感じて、お店にあった商品を持って商談に行き、1か月後の出店が決まりました。ハーバリウムとプリザードフラワーの売り場を作って1週間、私が思い描いていた以上にお客様が来てくださいました。

自分で掴んだ、私の作品が輝く場所。

自分が作ったものを受け入れてもらえて、お客様に喜んでもらえたと実感できたことで自信を持てるようになりました。以前「あなたの商品は百貨店に向いている」と、友達から言われたことがありました。
阪急さんに電話をすることを気づかせてくれたのは友達の言葉でした。
「お店を持って何をやりたいと思ってた?それが今できてる?今すぐできることはないの?」
そう言われて思い出したのは、百貨店への出店でした。そう、これが私のTRIGGER。

年明けに「今年1年やってみて昨年と変わらず、前進がみられない場合は、今年一杯でやめる」と母に宣言してスタートした2018年。ふり返ってみると、友達の紹介でお菓子の二鶴堂さんの店舗(古賀サービスエリア・福岡空港・博多マイング店)ディスプレイのお仕事をはじめ、3月末から4月初旬は大阪の阪神百貨店さん。博多阪急さんは2月・5月・11月末に出店。5月は初めての2週間のスケジュール、母の日企画での出店。11月末からはクリスマスやお正月に向けた催事に出店。来ていただいたお客様がお店にご来店くださったりと、うれしくも目まぐるしい1年が過ぎ、あっという間に迎えた2周年の冬でした。

お花がつないでくれた、ご縁や気づきに感謝。

韓国のフラワーデザイナーさんと知り合う機会があり、韓国にお花を輸出する話を進めています。日本のお花は韓国でも人気があるそうで、お花に関する考えに共感できたこともあり、必要としてくれるところにお花を届けることは、私自身もやりたかったことなので、力にになりたいと思っています。

これからも、お花を通して幸せな瞬間を届けたい、色々な人とつながることができたら幸せです。私が今日まで来れたのも、人とのつながりがあったからです。色んな人達からのご縁、力、そして支えていただいていることに感謝して前進していきたいと思います。

Flower Style Happiness ーフラワースタイルハピネスー
福岡市東区馬出2-4-44花田歯科医院1F
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*完全オーダー制

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